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ごあいさつ

 

はじめまして。ソリアープロジェクトのウェブサイトにアクセスいただき、ありがとうございます。

プロジェクト代表のMoeと申します。

私のカンボジアとの出会いは2012年の冬。最初の渡航は旅行会社を通した普通の観光旅行、パックツアーでした。ただ少し違ったのは、ツアーコースのなかで現地の学校訪問があったことでした。今までの海外旅行といえば名所旧跡巡り、世界遺産巡り、グルメ、ショッピング・・・がほとんどだった私にとって、カンボジアの素朴な地元の人たちと触れ合える機会がもてたことは、ひとつのターニングポイントになったのかもしれません。そして、当時知り合ったガイドさんやそのお友達と交流の輪が広がり、カンボジアへの渡航を重ねるようになったことが、当プロジェクトを立ち上げるきっかけとなりました。

 

縁あって出会ったカンボジアの大切な友人たちは「自分たちの力で自分たちの国をよくしたい」という熱い思いを持つ、心優しい人たちです。

外国人が主導するカンボジア支援ボランティアは多くみられる一方で、このような「カンボジア人によるカンボジア支援」はまだまだ数少ない活動だと思います。

 

「彼らの活動を日本の友人として支えたい」

 

これが当プロジェクトのコンセプトです。

 

カンボジアの現在

 

カンボジアは、中国の南、インドシナ半島南部に位置し、タイ・ラオス・ベトナムと国境を接する国です。

面積は日本の半分、人口は1500万人ほど。特徴的なのは、その人口構成です。ポルポト時代、内戦時代の影響を受け、カンボジア人の平均年齢は21歳(2008年データ)。とても若い国といえます。

民族構成は「クメール人」といわれる民族が86%、その他チャム族、華人、ベトナム系の人々が少数を占めています。

公用語はクメール語。日本人には耳なじみのない言葉ですが、とても柔らかな発音が特徴の言語です。

主な産業は農業です。他に世界遺産アンコールワットの国ということもあり観光業、世界中の衣類を支える縫製業等も盛んです。

 

カンボジア人の平均年間所得は$830(2010年データ)。月換算で$70ほどですが、都市部と農村部で格差がとても大きいことが現状において指摘できます。たとえば、アンコールワットのあるシェムリアップ州の町中で、単身世帯用のアパートの家賃と光熱費を合わせると月約$100.実際にはとても$70の所得で暮らせる国ではありません。

 

当プロジェクトが応援するカンボジア人による貧困支援は、主にこのように発展が立ち遅れ、貧しさが色濃くのこる農村部での活動を中心に行っています。

 

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